能登震災復興支援コラボディナー結果報告!





今回のメニューのテーマは
「静岡と北陸のコラボ」
遠く離れた二つの土地の恵みを、
一皿一皿に込めてお届けします。




富山のドメーヌボーのワインや日本酒に、
三陸ワインを合わせました。
三陸ワインは、東日本大震災で全てを
流されてしまった土地に、
ゼロから建て直されたワイナリーです。
一本一本に「もう一度立ち上がる」
という想いが
込められたお酒たち。
能登の復興を願う今夜のディナーに、
これ以上ふさわしい一杯はないと思い、
このラインナップになりました。






今夜のためだけのメニューを、
増田シェフと何度も打ち合わせを重ねながら、
一品一品丁寧に仕込んでいきます。
一皿に込めるべき想いがあるからこそ、
いつも以上に手も心も入ります。





お客様が揃ったところで、
増田シェフから今夜のコラボディナーに込めた
想いをお話しさせていただきました。
なぜ今、このディナーを開くのか。
被災地の今、私たちにできること。
静かに耳を傾けてくださる皆さんの表情に、
こちらも胸が熱くなりました。





始まりはアミューズから。
サクッと焼き上げたシューの中には、
能登の珍味「このわた」(ナマコの腸の塩辛)と
クリームチーズ
を忍ばせて。
塩辛のコクとチーズのまろやかさが口の中で
とろけ合います。
そして5月いっぱいが旬の能登の牡蠣は、
丁寧にマリネしてからじっくりとスモークに。
海の香りがふわりと立ちのぼる、
能登の海をそのまま運んできたような一皿です。




オードブルは昆布締めにした静岡野菜と、
今この時期にしか出会えない
「花ズッキーニ」を、能登のあおさ
練り込んだ衣でフリットに。
北陸の昆布が静岡の野菜の旨味を引き出し、
衣をひと噛みすれば磯の香りがふわっと広がる。
静岡と能登が、
一皿の中で静かに寄り添っています。




続いては、初夏の恵みをぎゅっと詰め込んだ
とうもろこしの冷たいポタージュ
口に含むと、自然な甘みが舌の上でほどけて
いきます。





お魚料理は金目鯛のソテーホタルイカとイカ墨のソース
皮目はパリッと、身はふっくらと焼き上げた
金目鯛に、海の深みを凝縮した
イカ墨のソースをまとわせて。
仕上げに自家製のからすみをひとひら。
磯の旨味が幾重にも重なって、
思わずワインに手が伸びます…
いやぁ、これはワインが進みますね~(笑)






お肉料理は、
富山が誇るブランド牛「氷見牛」を、
これまた北陸の昆布で締めるという
贅沢な仕事を施して、
究極のローストビーフ丼に仕立てました。
とろけるような赤身に、昆布の旨味が
しっとりと染み込んで
一口頬張った瞬間、
思わずみんなで顔を見合わせて「うま~い!」(笑)






締めくくりのデザートは、
加賀のほうじ茶と静岡の抹茶のコラボロールケーキです。
ほうじ茶の香ばしさと抹茶のほろ苦さが、
ふんわりと重なり合う一皿です。
北陸と静岡、二つの土地のお茶が
一つのケーキの中で寄り添う姿に、
今夜のディナーのすべてが込められているような気がしました。

被災地では倒壊した家屋に復興の
祈りを込めて猫の置物が
並べられていたそうです、
被災地の復興が、一日でも早く進みますように
そんな祈りを、デザートの一皿に込めて。




今回ご参加くださった皆さま、
本当にありがとうございました!

当日の売り上げから
経費を抜いた
金額を能登の復興に
寄付させて頂きます!

今回のチャリティーディナーの
募金額は17万8千2百円でした!

料理を通して、ワインを通して、
こうして誰かの力になれることがある。

そう信じて、私たちもこれからできることを、
一歩ずつ続けていきたいと思います。
能登の地に、また穏やかな日常が戻る日まで。